ドイツに入国してから14日間の間に住んでいる町の市役所に登録する義務があります。
住民登録はビザ申請の時も必要になりますので、必ず入国してからできる限り早く住民登録をしましょう。
今回はNRW州の日本村と言われるデュッセルドルフの住民登録のやり方を説明したいと思います。
住民登録のアポイントの取り方
デュッセルドルフ中央駅の裏側の住民局(EinwohnermeldeamtあるいはBürgerbüro)のウェブサイトでアポイントメントを事前にとります。
言語はドイツ語ですが、下記の順番に従えば問題なくアポ取ることができます:
➀ 住民局のウェブサイトを開きましょう:https://tempus-termine.com/termine/index.php?anlagennr=1&design=2&anliegenauswahl=ja&anwendung=42&infotext=bbs
② 下記の画面のようにAnmeldung(住民登録)ボタンを押し、Termin vereinbaren (アポイントをとる)をクリックしましょう。
注意点:ご家族の人数に応じてアポ取るようになっています。例えば4人家族の場合、Anmeldungボタンを4回クリックしてから「Termin vereinbaren」をクリックします。
③ 場所を決めましょう。
もし中央駅が自宅から遠くて不便な場合、下記の地図から自宅に一番近い住民局を探して、
そこからアポイントメントを取ることもできます。
注意点:中央駅の市役所(黄色でマークされているDienstleistungszentrum)は最も大きく、住民局員の数も多いため、アポイントメントが取りやすいです。ご自宅近くの住民局でアポイントメントがとれない場合、中央駅を選んだ方が良いと思います。
④アポイントメント日程を決めましょう。
アポイントメント取得可能日は緑色で記載されています。
⑤時間を決めましょう。ご都合のよい時間帯をクリックします。
⑥個人情報を入力し、データ保護の合意をクリックしてから「Termin verbindlich vereinbaren」をクリックします。
個人情報としては下記の情報が必要になります:
Nachname:姓、Vorname:名、Geburtsmonat:出生月、Geburtsjahr: 出生日、
Emailadresse: Eメール Emailadresse(Wiederholung):Eメール(再度確認)Telefonnummer:電話番号
最後に個人メールに確認メールが届きます。アポイントメントの詳細ページを印刷し、住民局に行きます。
住民登録のために必要な資料は?
ここ最近2・3年は住民局員不足でドイツ住民局や移民局のアポイントメントが取りにくくなっています。特に2020年からコロナウィルス感染拡大の影響もあり、さらにアポイントメントが取りづらくなっているため、事前に必要書類をすべて揃え不備なく申請に行かれることをお勧めいたします。必要資料は下記の通りです:
- パスポート(一枚コピー及び原本)
- Aufenthaltstitel(ドイツで有効なビザがあれば必ず持っていってください)
- 家賃契約書(一枚コピー及び原本)
- Wohnungsgeberbestätigung という、入居先の大家さんに発行していただく入居確認書(原本及びコピー)
- 住民申請書 (申請書入力ガイドは下記閲覧いただけます。)
申請書入力ガイド
申請書はPDFです。以下リンクよりダウンロードし、パソコンで入力することができます:https://formulare.duesseldorf.de/forms/frm/QjNF7caFz8XRHJrtgDhqa1HTNmJjHZg
注意ポイント:申請資料には入力した情報を保存することはできませんが、印刷は可能です。印刷後、個人情報保護法のため入力した情報は全部消えてしまいますので、全情報を再度確認してから印刷ボタンを押してください。
下記の通りに入力します:
➀まずはAnmeldung (登録)欄を記入します。転居日や住所を書きましょう。左側は新規住所で、右側は元住所になります。元住所はドイツ以外の場合も必ず元住所も記入してください。
②Abmeldung(住民登録届)の欄をそのまま、無記入で残しましょう。帰国する時はその欄だけ記入します。
③ 同じ申請書でご家族全員分住民登録することができます。左側は申請者の個人情報で、右側には配偶者情報を入れます。下は扶養家族(お子様)の欄です。
④ 単身赴任の場合、必ず日本にいらっしゃるご家族の情報を記入してください。
⑤ 宗教欄にJaと書くと宗教税が発生します。
⑥ 自宅へのチラシや雑誌などの郵便物の送付を希望されない方は第4条を全部✖でマークしましょう。
【出典】